床暖房には大まかに電気ヒーター式と温水循環式があります。
電気ヒーター式は床材の中に組み込んだ発熱体などに通電して加温していくもので、
温水循環式は外部で作った温水を床下に敷いた配管を通して床材を加温していきます。
今回は温水循環式で灯油を使用して温水を作るタイプの熱源機が故障してしまいました。

お客様がメーカーに確認したところ、症状から対応の取替部品も無いため取替になるとのことでした。
昨今まだまだコロナの影響で機器入荷が不明なため
早速、お伺いして故障した機器仕様を確認して取替品の手配をしました。
幸いに1週間ほどで入荷しましたので、それに合わせて工事に入りました。
さて、工事開始です。
故障した熱源機を取り外しました。

熱源機の温水行き戻り配管、灯油配管、リモコン配線、電源配線を取り外しました。

新しい熱源機を据え付けて温水行き戻り配管を接続していきます。

リモコン配線の接続箇所は機器内部にあります。

各配管、配線の接続と機器本体固定を終えました。

機器内部に温水用になる不凍液を補充します。

不凍液が十分に補充されていることをゲージで確認します。
また試運転後にレベルが低下しないかも確認します。

試運転に入りました。

問題なく運転できているのを確認して工事終了となりました。

床暖房は使いやすく暖かいので、お客様もお喜びでした。
まだまだ寒い日が有りますので、故障したら早めに対応ください。
今回の工事は、
・工事場所:千葉県市原市
・工事期間:半日
・概略費用:約20万円
でした。