<キッチンの蛇口-1>では水栓金具を取り付け方法と用途別で分類しましたが、今回は操作方法と吐水形態についてみてみたいと思います。
3.操作方法による分類
①回転式型水栓
混合水栓(1つの水栓金具で給水・給湯ができるもの)ではツーバルブ、ツーハンドルタイプなどといわれているのもで、水とお湯のハンドルがそれぞれあり、ハンドルで水量・湯量・湯温を調整する最も簡易な方式です。微妙な温度調整しにくい、濡れた手で操作する場合もあるというデメリットもあります。
②レバー式
一つのレバーで操作できることからシングルレバータイプと言われることもあり、システムキッチンでは殆どこのタイプが使用されます。
一つのレバーで吐水・止水ができ、同じレバーで湯温や湯量も調整できます。また手の甲や肘でも操作できるので、必ずしも濡れたり汚れた手で操作しなくても良いことから使い勝手がよいタイプです。
③電気式
手を触れることなく吐水できるタイプで、足元に置いたスイッチを踏んで操作するフットスイッチ式、ノズル部分に手をかざすとセンターが反応して吐水・止水ができるハンドセンサー式などあります。