私たちは学校で長さ、重さ、面積の単位をm(メートル)、kg(キログラム)、
㎡(平方メートル)などと教えてもらいました。
ところが、日本では昔にといっても私の親の代には長さを尺(しゃく)、重さを慣(かん)
面積を反(たん)・・・などといった単位で表していました。
この単位は今でも使われています。農家では田畑を○町歩(ちょうぶ)○反(たん)、
建築の職人さんは○尺(しゃく)○寸(すん)○分(ぶ)と、言ったりします。
聞いたことがない・・・・。 しかたないですよね。
以前に工事した現場でも、この○尺(しゃく)○寸(すん)○分(ぶ)を聞いて、
お客様が、『ほー、今でも使っているの、珍しいね?』などと言われたこともあます。
私もこの尺(しゃく)に慣れるまでは、
職人さんに『m、cm、mm』とい単位でいいよ! と 言われたことがあります。
私たちが良く使う単位で、
長さの単位 = 1間(けん)=6尺(しゃく)、1尺=10寸(すん)、1寸=10分(ぶ)
面積の単位 = 1坪(つぼ)=2畳(じょう)=畳2枚分
例えば、6畳間=畳6枚分=3坪 1坪=6尺×6尺(1.818m×1.8181m)
などあります。
私が使う巻尺には上下にメモリがあり、上には尺(しゃく)、寸(すん)、分(ぶ)
下のメモリはm、cm、mmとなっています。・・・・間違えないように!
今住んでいる家も実は尺(しゃく)単位でできているものも多くあります。図面はm単位
ですが、考え方は尺(しゃく)基準に造ってmに換算した値で表記してあります。そして
建材も同じようなものが多くあります。
土地や建物の広告などには敷地や建坪○○坪(㎡平方メートル)と書いてあったり、
○畳部屋とあったりします。
一度、おじいちゃんやおばあちゃんに、聞いてみると色々教えてくれるかもしれませんよ。
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